bonus track – 「年越しイベント」レポート(12/31)

あけましておめでとうございます(※1/3執筆)。人生、辛いですよね。いや、年明けの初っ端から根暗な話で申し訳ないんですけれども、わたくし目下意気沮喪させる事態に直面してしまって、ううううううとヘコんでおります。というのは、折角レポートを書くために12月31日のダルカラの年越しイベントに参加したのに、ICレコーダーの電池切れにずっと気づかずにいて、音声記録がまったく録れてないということが、今判明したんですね……。遺憾ですけれども、今回はイベントで何があったかをなぞるだけの粗っぽいレポートになってしまいます。ほんとうにすみません。

幸いにも写真だけは律儀に撮りまくっていたので、以下、写真にキャプションをつけつつ記憶を掘り起こしながらレポートを書き進めていきたいと存じます。

さて、12月31日はシアター風姿花伝で行なわれた、『アクアリウム』東京公演終了後の年越しイベント。バラし終わって簡素になった劇場の舞台の上で、『アクアリウム』出演者の方一人一人が何かしら芸をやってお客様を楽しませるという、なんと言うか、カッコいい・クール・オシャレという要素をストレートに削ぎ落としたあとに浮薄なポップネスがあらゆるカオスを飲み込みました、的な、誰が企画したんだこれ、的な、イベントでした。おそらく観客のみなさまにとっては「世の中にはここまでして人を楽しませようとする連中がいるのか……」ということに震撼させられる三時間だったことでしょう。今、わたくしの脳裡にも「ホップ、ステップ、そして安住」という一発ネタを披露して劇場内を完全に沈黙させた瞬間の、一色洋平さんの崇高な御姿が、よぎります。

当日のプログラムは以下のとおりでした。

■スナック梨那(開演前、休憩時間に常時開設)
■飛び入りの広田淳一×谷賢一の『アクアリウム』トーク
■若林えり マジ歌サウンドオブミュージック
■大原研二 奉納相撲
■東谷英人 瓦割り
■中林舞 動物ものまね/中島みゆきショー
■堀奈津美 SMショー
■渡邉亮 ストリップショー
■百花亜希 ももちゃんとお医者さんごっこ(別途オークション制)
■一色洋平 あいのことば〜for you〜
■中間統彦 断髪式

最初の写真はこちら。イベント中ずっと客席後方で開設されていた「スナック梨那」ブースで客のもてなしをする中村梨那さんと、塚越健一さんです。二杯目まではドリンク無料で、見てのとおり缶ビールやら日本酒やらウィスキーやらが揃っており、始終お酒には不自由しないイベントでした。また、塚越さん手作り・辛過ぎず甘過ぎずの抜群の味付けの切干大根の煮物も饗されました。ちなみに言うまでもなく、中村さんの衣裳のモチーフは「スナックのママ」です。
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次の写真は、イベント開始直後のころ、まだまだ俳優たちの準備が整っていないということで、壇上で急遽飛び入りした(この日ゲストアクターだった)劇団アマヤドリ主宰・広田淳一さんと谷演出との『アクアリウム』アフタートークが展開されたときの、ショットです。これは無茶苦茶面白かった。基本、お客さまから質問を募って、それに応える形でトークを進めていったのですが、お客さまの質問がかなり直球なものだったりして(「広田さんは『アクアリウム』という作品についてどう考えていらっしゃいますか?」)相当本質的な話が聞けました。まずは単純にゲストアクターによってどう作品が変わったか──谷演出は、たとえば井上みなみさんに対しては「年少で毀れやすげな精神の持主」、広田さんに対しては「知能犯」というふうにオーダーするイメージを変えていた──という話にはじまって、山崎彬さんが楽屋でどんだけうるさかったとか──とにかく関西人なので笑いを取ろうとする、楽屋で他人の衣裳を勝手に着て、誰も突っ込まないと怒り出す──、ロングラン中、出トチリや小道具置き忘れといったミスでは、広田さんの台詞が飛んだときが一番やばかったという話とか、そして、広田さんに『アクアリウム』についての意見が振られると、広田さんが谷演出に歯に衣着せぬ批評をぶつけ、それに対して谷演出が真っ向から応えるという、白熱した応酬さえ見られました。広田さんの疑問から、谷演出の「あのラストは解決のつもりで書いてはいない。しんやはすみを見て癒されたわけでもないし、部長・菊池の影響でまともに生きるようになったわけでもない。もしかしたら彼は二ヵ月後にはやっぱり人を殺してしまっているかもしれない。或いは就職して働くようになるかもしれない。その動機を、現代では明確にドラマとして描けないという前提で書いている」(意訳)という発言が引き出されたのが、一番の見所だったと思います。
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つづいての写真は、一番最初の出し物、若林えりさんの「マジ歌サウンドオブミュージック」のもの。正直、「なんだかNHK教育の歌のお姉さんみたいなひとが出てきて、本気で歌い始めたけれど、この人は一体誰だ……」とちょっと戸惑ってしまったほど、普段の若林さん(少なくとも「トリ」役の若林さん)とは見違える大人しやかな物腰、声色で、ドレミの歌を熱唱してくれました。
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このように、誰もが知っている歌なので、一フレーズごとにマイクを差し出してお客さんにも振っていきます。この手慣れた「歌のお姉さん」ぶりにビックリですね。
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つづいては、大原研二さんの「奉納相撲」の写真。これはですね、若林さんが可憐に歌を歌った後に劇場の舞台の上で奉納相撲をやるという猛烈な違和感については、もう言葉で説明しようがないので、連続写真で楽しんでいただければと思います。左の一列が、スポットライトを土俵に見立てて本格的な土俵入りの儀式をする大原さん。右の一列が、シアター風姿花伝の繁栄を願い、演劇の神に捧げられた一番、中間統彦関との取り組みです。
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そして次が、東谷英人さんの「瓦割り」。のはずなのですが、「瓦を割るだけではアレなので、その前に一芸やります」と力強く言い放ってみせた東谷さん。それから期待して固唾を呑むわれわれの目の前で東谷英人一世一代の「何か」が始まりました。これは、イベントに来ず今レポートだけで読まれている方に想像させるために、最初は写真のみ載せて行きましょう。一枚目はこれです。東谷さんがまずやり始めたのが、この動作。口で「ブゥーーーーーーゥゥン、ブゥーーーーーーゥゥン」としきりに擬音を鳴らして身体を左右に揺らします。客席が「え? まさか一芸ってこれだけ?」と戦慄した瞬間です。
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二枚目。真直ぐ突っ立って、片腕を上下に振りながら「ドシュゥーーーー、ドシュゥーーーー」と口で言っています。ここだけ見ると狂人です。
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三枚目。足下においてあったゴーグル(小道具)をはめて、何か叫んでいます。用意周到ですね。このときにはもう客席もさすがに東谷さんが何をやっているのか分かっています。
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で、もったいぶる必要はないので答えを言うと、東谷さんは、パズーがドーラの協力を得てシータを要塞からかっさらうというアニメ『天空の城ラピュタ』の一連のシーンを、たった一人で演じてみせたんですね。パズー役、ドーラ役、シータ役、ロボット兵役、ゴリアテ役、ムスカ役を全部一人で切り替えながら演じて、映画内のアクションもすべて身体表現で再現します。一枚目は、ドーラたちが使っている昆虫型の飛行機の動きを全身で表現しつつ、それに乗っているパズーとドーラの会話を一人で演じているところ。二枚目では、暴走して要塞をビームで破壊しまくるロボット兵を演じています。この後にそのロボット兵を止めようと叫ぶシータも、東谷さんが裏声で演じます。三枚目は、要塞を視認しようとゴーグルを嵌めているパズー、でしょうか。ちゃんとすべてのシーンで、音響を谷演出がマニピュレートして映画と同じサウンドトラックが流れるという、無駄に完成度の高い一芸でした。ところで、写真のなかで舞台の最前に白い布の上の四角い物体が映っていると思いますが、あれが瓦です。渾身で『ラピュタ』を演じ切った東谷さんが去り際に割って行きました。どう考えても瓦割りがオマケです。

次は、中林舞さんの「動物ものまね/中島みゆきショー」。照明、振り付け、衣裳においてもっとも凝っていたのがこれでしょう。まずは暗転してのち、中島みゆきの往年の名曲「わかれうた」のイントロが流れる中、舞台床にうつ伏せている中林さんにスポットライトが当たります。えーっと、これは歌詞の中にある「途に倒れて誰かの名を〜」のくだりを表現していると考えていいんです……よね。そこから起き上がっての熱唱、細かい振り付け、歌いながらの衣裳チェンジ、何が彼女をそこまでさせるのか……。これは連続写真で見ていただきましょう。
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しかし後半になると、中島みゆきの曲が流れたまま動物の物真似が始まり、一挙に場末感が高まります。そして「ふぐ」「アルマジロ」「ミーアキャット」「猫」「犬」と大雑把すぎて観客に伝わらない物真似がつづいて、最後には「狼」の物真似を交えながら「わかれうた」を歌い上げた後、「みゆき、ちょっと、もう帰るから」と苦笑いして退場して行った、中林さんでした。むろん会場からみゆきコールが起こったことは言うまでもありません。

その次は、堀奈津美さんの「SMショー」。これも凄いですね。何が彼女たちをそこまでさせるのか……。以下の写真とおりの格好で登場して「堀!奈津美だよ!」「今夜はおまえたちメスブタどもオスブタどもと遊んでやろう……」と最初から女王様キャラ全開です。これが『アクアリウム』劇中の「ゆう」が究極進化した姿でしょうか。
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SMプレイの犠牲者第一号は、一色洋平さん。お題はロウソクプレイ。上半身裸にされて、小道具として持ってこられたロウソクとその上にゆらめく炎を見て、「本物のロウソクじゃねーかよ!」と大いにビビる一色さんですが、実際には「ロウソクの炎を消さずにバースデイソングを歌え」という演歌歌手的メソッドを強要されただけでした。ところが、一色さんは何気ない笑い声だけで炎を消してしまって、女王様は、怒り心頭。超俊足で舞台上を逃げ回る一色さんを鞭で追い回した次第です。
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次のお題はくすぐりプレイ。犠牲者に選ばれたのは若林えりさん。筆で首筋や素足を撫ぜるというわりと地味なプレイが行なわれますが、若林さんの反応が子供っぽいので、女王様は不満足の様子。代わってスナック梨那の女主人、中村梨那ママが舞台上に呼ばれます。
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ここから自然発生的にスナックママVS女王様という寸劇がスタート。お題は言葉責め。とはいえ強要されたのは、那須佐代子支配人の手になるシアター風姿花伝の広告文を、エロティックに読むこと。これもまた、中村ママがどう頑張ってもエロくならないので女王様の怒りの火に油が注がれます。
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最後のお題は鞭プレイ。怒髪天を衝く女王様が呼びつけたのは、劇団DULL COLORED-POP主宰、谷賢一。舞台に上がるや否や誰も何も言ってないのにケツを鞭打たれるためズボンを下ろしはじめる、谷演出のウケを狙う姿勢は、もはや伝統芸。最後には女王様が無言で出て行ってしまい、ケツを突き出したポーズでの放置プレイで、締め。谷賢一様、遅ればせながら小田島雄志翻訳戯曲賞受賞おめでとうございます。
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次の出し物は渡邊亮さんの身体をはった「ストリップショー」。これはまんまです。B’zの「ultra soul」をBGMにブラックスーツを着た渡邊亮さんが、黄色い歓声を受けながら勿体ぶって一枚一枚服を脱いでいく。と思ったら、どういう仕掛けか分からないですけれども、一挙に服が脱げて「迎春」と書かれた紙を股間に貼っただけの全裸の姿に。これもまた、連続写真で見ていただきましょう。ただ、最後の全裸の写真だけは自粛して載せません。当日来られた方の胸の内の素敵な想い出とさせてください。
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そして、次が百花亜希さんの「ももちゃんとお医者さんごっこ(別途オークション制)」。オークション制っていうのは文字どおり、舞台上で百花亜希さんとお医者さんごっこをする(女医の格好をした百花さんの診察を受ける)権利を一番高い値をつけた人が競り落とせるというシステム。開始前から、「この日のために三万円用意してきました」と豪語する谷演出は自ら競り落とす気満々、いつの間にかオークションの司会として登壇した東谷さんも、「そこそこ高い額が出るまでは、競りは終わらせません」と客席を煽ります。とはいえ、落札に支払われるお金は日本赤十字社に寄付されると決まっているので、そんな生々しいアレじゃないんですけれども。
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で、最初は10円からはじまったオークション、100円単位のちまちました推移が谷演出の入札のたびに500〜1,000円単位で値上がりし、だんだん入札者が振り落とされていく流れで、たしか、4,500円を越えたあたりから谷演出と或る青年との一騎打ちになったんじゃなかったでしょうか。あるいは三つ巴だったかも。その手前からの推移で言うと3,500円→4,000円→4,500円→4,800円→4,900円というきわどいデッドヒートの果てに、客席からついに「5,000円」の入札コール。それに被せて谷演出が渾身の「5,500円!」入札。しかしさらにその上に客席からの「6,000円」入札コールが出て、さきほど言及した一青年が、最終的にお医者さんごっこの権利を落札したのでした。熱い資本主義の暴力がシアター風姿花伝を吹き抜けた十分弱──。
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それから実際行なわれたお医者さんごっこの内容は……たわいないものでした。おでこを合わせて熱をはかったりとか、ま、そんな感じ。あとは問診中になぜか『アクアリウム』の話になったときに、百花さんの口から「あのお話の一週間後にすみちゃんは、死にました」という衝撃の事実が語られました。合掌。
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しかし、これで終わりかと思ったら谷演出の鶴の一声で第二次オークション開始。谷演出は第一声から6,000円入札。お客さんにやらせる気はゼロです。そこから始まった、今度は谷演出を患者にしてのお医者さんごっこ、僕は夕方四、五時ごろになると不安な精神状態をまぎらすために大量に飲酒してしまうんです……という真面目な悩みを相談する最中に「それと、陰嚢と肛門のあいだに吹出物が出来てしまったんですが……」と下ネタを挟んで平常運転の谷演出、対して「それは、鬱ですね」と軽く受け流す百花女医。谷賢一様、遅ればせながら文化庁芸術祭優秀賞受賞おめでとうございます。
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つづいての出し物は、一色洋平さんの「あいのことば〜for you〜」。タイトルだけだと何のことか分かりませんが、休憩時間中にお客さんたちが書いた言葉を、一色洋平さんがどんなものでも舞台上で朗々と読んでみせるという企画です。放送禁止用語でも何でもござれ。まずは冒頭、以下の格好で「濡れてるかーーーい!」と挨拶する一色さん。つづけて「濡れぬなら 濡らしてやろう それが俺」という謎の川柳を飛ばして絶好調。お客さんから募集した文句を読んで、噛むか、すべった場合には、一色さん自身が一発芸をやるという厳しいルールを自分に課し、朗読に挑みます。
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そうして読まれた「あいのことば」ですが、実際に愛の言葉らしいものはほとんどなかった気が……。「ファンの女の子? みんな俺が喰ったよ」みたいなヒドいものから、「一番最初に産まれたらから、長男なんだなー」みたいな意味不明のもの、「言葉なしで愛を表現してください」とか「水戸黄門がマゾで助さん格さんに責められるというコントをやってください」というお題まで、あさっての方向にバラエティ豊かな「ことば」が寄せられました。以下の写真は、「水戸黄門が……」のお題を実行する最中、これから尻を突き出して「見ーて肛門!」と絶叫する直前の一色さんですね。一色洋平という俳優の底知れない業のようなものを感じます。
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そしてイベントのあいだにも求道の姿勢を忘れない一色さんは、自分の朗読に対するお客さんの反応がいまいちだったときには、自らその償いのために、一発ネタを披露しまくります。次の写真は、その一発ネタのうちの一つをやっている一色さん。えーっと……たしかこれは……こういうふうに壁に頭をつけて斜めに立ち、なんか「二択までは絞れたんだよなー」「地軸が曲がっているか、俺が曲がっているか、どっちかなんだよなー」とぶつぶつ言うという一発芸だったと思います……。その瞬間、観客のすべてが「ツンドラ」というイメージを共有しました。2013年7月に行なわれたダルカラのワークショップ http://bit.ly/Nst14T において、谷演出が「俳優が自分のイメージを信じれば、それは必ず観客と共有できる」と言っていましたが、それはおそらくこういう意味だったのでしょう(違います。為念)。
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退場間際にも、素敵なサービス精神から一色さんはさらに一発芸を披露してくれましたが、えっと、あの、筆者には、本気で意味が分かりませんでした……(スイスには戦争がないから云々、というネタ)。どなたか講釈をよろしくお願いいたします……。

最後は、中間統彦さんの断髪式です。なんと言うか、これからまだ地方公演があるのに「ゆうき」役の中間さんを丸坊主にしてしまうという企画自体に、根拠不明のフロンティア・スピリットを感じます。なぜ公演期間中に役者を坊主にしていけないのか? いけないはずがない! 中間さんにとっては生涯初めて丸坊主にする経験であるらしいこの断髪式、われわれは中間統彦と同時に「ゆうき」が変貌していく瞬間も目のあたりにしました。
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断髪を執り行うのは大原研二関。天の声(CV:谷賢一)との対話──「余は神なり。断髪の儀、これは汝の意志なりや?」「わたくしの、意志でございます!」──という予定調和の問答の後に、大原さんの一刀から中間さんの断髪が始まります。
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それから、やたら勇壮なBGMが鳴り響く中、出演俳優の方々や、
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お客さんもみな舞台に上がって、中間さんの頭髪にバリカンと鋏を入れていく。
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最後に刃を入れる谷演出。
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そしてついに丸坊主になった中間さん。
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すると、なぜかその姿がSIAM SHADEのボーカルに似ているというだけの理由で、中間さんはL’Arc~en~Cielの「Ready Steady Go」を歌わされます(SIAM SHADEの曲を知らなかったため)。歌わされるというか、突然舞台上を走りまわって歌い始めたので、全員呆気に取られたのちに爆笑です。「こんな素敵な夜、そしてこんな素敵な体験、みなさん、奇蹟だと思いませんか?」という谷演出の断髪式の締めの挨拶を、私も肯んずるのに吝かではありません──。
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このあとに、シアター風姿花伝の支配人・那須佐代子さんからちょっとした挨拶があり、そしてダルカラ恒例の一本締めを経て、『アクアリウム』年越しイベントは終幕したのでした。……意外と覚えているものですね! とはいえ以上はすべて記憶と殴り書きのメモをもとに再構成したものですので、実際行なわれたこと、言われたこととは細部は相当異なるはずですし、写真の説明すら間違っている可能性が大です。その点悪しからずお赦しください。

〈了〉