【公演概要】

 

DULL-COLORED POP vol.13
東京1ヵ月ロングラン+全国4都市ツアー

『アクアリウム』

“グラスフィッシュという魚がいて、透明なその魚を、アクアリウムに飼っているのね。
直射日光はダメだから、夕方、日が沈む直前の、一番赤い西日がさす頃に、すこしだけカーテンを開けてやる。そうすると。水槽も、水も、グラスフィッシュも、淡いオレンジ色にきらきらする。
夜が来ると魚たちは、蛍光灯に照らされて、青白く止まっている。魚は、浮いたまま眠るの。”

とあるシェアハウス物件。男女数名、組んずほぐれつ暮らしている。鳥とワニが逃げ出し、一人の青年が戻ってくる。ふとっちょとガリの刑事二人が部屋を訪れ、静かに警察手帳を見せた。先日起こった殺人事件の、犯人を探しています。部屋にはとても美しい、アクアリウムが置かれている。赤い西日に貫かれて、オレンジ色にきらきらと光っている。
住人の一人が、ふと気づく。私たちの共通点。もう一人が思い出す。17年前に起きた、14歳の殺人事件。もう一人は考え続ける。逃げ出した鳥とワニの行方を。

今を生きる僕たち私たちは、何にのっとって生きていこう? キレる14歳、あるいはキレる17歳、あるいはもっとストレートに酒鬼薔薇世代と呼ばれた僕が改めて問い直す、「おれたち一体、何だっけ!?」ものがたり。

【新作『アクアリウム』について、作者の言葉】

僕の生まれた1982年は、酒鬼薔薇聖斗や秋葉原通り魔事件など猟奇・連続殺人事件の犯人を大量に生んだ呪われた年で、「キレる14才」とか「キレる17才」なんて呼び名で、散々マスコミや教師たちにいじられて育ちました。オウム事件やエヴァブームなどに思春期を直撃されて育ち、いわゆるヒキコモリやニートの発祥も僕ら世代の前後から始まりました。

この世代って、一体どういうことなのかしら? というクエスチョンから出発して、現代を生きる若者の空気感を、とあるシェアハウスに暮らす若者たちと、彼らの飼っているワニと鳥と魚たちを通じて描いたのがこの作品です。

こうして作られた『アクアリウム』が、皆さまの目にどう映るのか。劇場にてお会いできますことを、心からお待ち申し上げております。

***

【作・演出】
谷賢一

【出演者】
東谷英人、大原研二、中村梨那、堀奈津美、百花亜希、若林えり
(以上DULL-COLORED POP)
一色洋平、中林舞、中間統彦、渡邊亮

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【東京公演】
シアター風姿花伝プロミシング・カンパニー特別企画 一ヶ月ロングラン上演
日程:2013年12月5日(木)~12月31日(日)
会場:シアター風姿花伝

【福岡公演】
2013福岡舞台芸術シリーズ FFAC PLUS+
日程:2014年1月10日~12日
会場:ぽんプラザホール

【大阪公演】
日程:2014年1月18日~19日
会場:in→dependent theatre 2nd

【仙台公演】
日程:2014年1月24日~27日
会場:せんだい演劇工房10-Box box-2

【岡山公演】
日程:2014年3月14日~16日
会場:天神山文化プラザ

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【スタッフ】

作・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)

照明:松本大介
美術:土岐研一
衣裳:chie*

演出助手:元田暁子・塚越健一(DULL-COLORED POP)
舞台監督助手:竹井祐樹

舞台監督:鈴木拓・武藤祥平

宣伝美術:西野正将
宣伝写真:堀奈津美(DULL-COLORED POP・*rism)
稽古場付記者:稲富裕介
制作:福本悠美(DULL-COLORED POP)

協力:株式会社STAGE DOCTOR・アトラプトカンパニー・株式会社グランドスラム・悪い芝居・青年団・黒色綺譚カナリア派・アマヤドリ・劇団ひびき・*rism

【問合せ】
DULL-COLORED POP
info@dcpop.org
http://www.dcpop.org

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